ウソは自分を縛り続ける

常に真実を話さなくちゃならない。
なぜなら真実を話せば、あとは相手の問題になる。

これは、映画『大列車強盗』に主演したショーン・コネリーの言葉。言っていることはとてもシンプルだが、実に含蓄のある言葉だと思う。

方便が必要なこともあるし、いつでもどこでも正直であることが正しいとは限らない。しかし、発した言葉は自分を縛る。ついたウソを真実にするために「これは真実なんだ」と自分を納得させ続けるのって、心を摩耗させることだと思う。

たとえ不都合な真実だったとしても、それが自分の納得する真実であるならば、話した瞬間から自分の問題ではなくなる。それからどんなことが起こったとしても、それは相手の問題。そこで自分がどうするかは、起こってから考えればいい。

真実を話すというのは、「自分の問題」を一旦他者に移すことなのかもしれない。ウソを貫きとおすよりも、真実を貫きとおすほうが精神的に楽なのは間違いなさそうだ。

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