人間関係を保つのは難しいなと、つくづく感じる。意気投合した人とギクシャクし、終いには仲違いすることになったり、まったく価値観の違う人だと思っていたのに、いざ話してみると共通点が多くてすぐに仲良くなれたり。思い通りにいかないのが人間関係というやつ。

中でも、仕事で関わった人とはその関係性の変化が激しいと感じる。何でなのかなと不思議に思うところがあったので、「人間同士の関係性の変化」について考えてみたいと思う。

誰かを深く信じこみそうになったら思い出したい3つのこと

人は変わっていく生き物で、考え方はもちろん、性格・趣味嗜好や思想なども含め、一生固定されているわけではない。生きていればいろんなモノゴトに影響を受けるし、変わり続けるのが人間というものだ。

なんの記事だったか思い出せないのだけれど、昔読んだ記事に、人間関係について考えておいた方がいいこととして以下の3つが挙げられていた。

1.その人自身が、変わってしまうかもしれない。
2.その人の、私に対する考えや感情が、変わるかもしれない。
3.自分自身が、変わるかもしれない。

良好な関係を築いている相手でも、取り巻く環境や仕事、立場などによってその人は変わっていく。それまでは尊敬していたのに、変わっていくことによって悪い面が見えてきて、ちょっと遠ざけたくなってくる。

相手が自分の意思で変わろうとしていても、こちらには受け入れられないことだってある。人は、人が変わろうとするのを止めることはできないし、すべきでもない。

たとえ相手が変わらなくても、自分が変わってしまうことによって、今までのように相手を見ることをができなくなることもある。評価していたのが仕事の面だったとして、見込みどおりの仕事をしてもらえないことがわかったら、それまでのような関係性を保てなくなるかもしれない。

関係性を築けている理由の変化によって、その関係が破綻する。でも、それは仕方のないこと。相手が自分とは違うステージに行ってしまったとしても、引き止めてはいけないし、相手が望む自分に固執する必要もない。

でも、お互いに大きな変化があっても関係性の変わらない人がいるのなら、その人は大切にしていきたい。

怖いのは、ひとりの人をあがめ奉ってしまうこと。その人との関係性を守りたいがために自分を殺して変化を拒むこと。ロールモデルがひとりしかいない人にありがちだけど、簡単に誰かを「信仰」してしまわないよう、注意した方がいいと思う。

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