アイドルとして大成するために「自発的に考え行動する力」は不要なのか

アイドルをやって失ったもの

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アイドルをやって失ったもの

この記事を読みました。

アイドルという仕事は「自発的に行動する力」を失わせる? 元カントリー娘。のブログが物議 – 夕刊アメーバニュース

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なんとも悲痛な叫びですね。

ハロープロジェクトのアイドルグループ・カントリー娘。

こういっては何ですが、モーニング娘。の影に隠れ、ぱっとしないまま消えてしまったイメージしかないアイドルグループなのですが、その元メンバーであった斎藤美海さん(現在はコラムニスト・カウンセラー)のブログがネット上で物議を醸しています。

ブログタイトルは「アイドルをやって失ったもの」

いったい何を失ったというのでしょう?

アイドルをやって失ったもの

斎藤さんによると、アイドルとしての活動は全ては大人たちにお膳立てされたものに過ぎず、それをこなすことでしか評価されないという。

「自発的に考えて行動していく力とか、アイドルには必要じゃないんですよね。その能力はないほうが仕事としてはいいって感じ」

社会人として働きはじめ「自分の頭で考えろ!」と言われても、どうしていいかがわからない。今までは、全て上からやるべきことが下りてきて、それをそつなくこなすことで何とかなってきた。しかし社会人となるとそうはいかない。自分の頭で考えることのできない社員は真っ先にクビを切られるからですね(逆にブラック企業では重宝されるかもしれません)。

つまり、斎藤さんがアイドルをやって失ったのは「自分で考える」能力のようです。

「自分で考える」ことのできるアイドルだけが大成できる

アイドルをやって失ったもの

ただ、こういった甘い(?)考え方に反発する意見もネット上で多く見られます。

「そんな考え方しかできないから、アイドルとして大成できなかったのでは。頭角表す子は皆自分の頭使ってる」
「与えられたものに満足せずに自ら道を開いた人が近くにいたと思うのだが」

元記事では現在モーニング娘。のリーダーである道重さゆみさんを出して、彼女がいかに自分で考え努力し、現在の地位を確保したかと比較しています。

正直、斎藤さんの発言は不用意だったと言わざるをえません。プロデューサーなど大人たちの操り人形としてアイドルをやっていたと言っているも同然ですからね。反発をくらうのも無理はありません。

多かれ少なかれ、人は環境によって変わる

最近ブログではこのコトバを頻繁に使っている気がしますが、人は自分の置かれた環境に多かれ少なかれ影響を受ける生き物です。場合によっては自発的な努力でカバーできないこともあるでしょう。

カントリー娘。のことはよく知りませんが、もしも斎藤さんが操り人形として活動していく中でそこそこの満足を感じていたのだとしたら、自発的に考える必要を感じなかったのかもしれませんね。

アイドルをやって失ったもの

例えばシンガーソングライターは、自分で曲を考え、自分で歌詞をつくり出し、自分で歌を歌います。自分で考えないといけない環境に身を置いているわけです。

かたやアイドルは、そのパフォーマンスやキャラクター性・歌声やダンスで夢を売るのが仕事。「自分で考える」ことのできる部分は役割によって違ってくるでしょうが、まったく何も考えなくていいとは思えません。少しでもダンスがうまくなるように考えることもできるし、新しいキャラクター性を身につけるために視野を広げる努力をすることもできる。

自分で考えることをやめたとき、人は死ぬ

上からの指令を忠実に再現するだけでいい「ロボット」でいることを求められていたのであれば話は変わってきますが、そうでないのならやはり“甘え”と言うべきでしょう。

自分で考えることをやめたとき、人は死ぬんじゃないかと私は思います。

逆に言うと、自分で考えられる内はいくらでも変わることができるんじゃないでしょうか。

アイドルをやって「自分で考える」能力を得る機会を失った斎藤さんですが、引退して第2の人生を過ごすために自発的に考えて、コラムニストやカウンセラーになられたのだと思います。決して考えることのできない人ではないのでしょう。アイドルとしてはパッとしないままだったかもしれませんが、ぜひアイドル以後の人生を「自分で考えて」楽しく過ごしてもらいたいですね。

アイドルをやって失ったもの

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