back number『SISTER』 バンドの物語を知ってこそわかる、爽やかなこのナンバーの価値。

back number『SISTER』

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『SISTER』

当ブログでも幾度となく紹介しているロックバンド・back number(バックナンバー)。

その音楽は紛れもなくロックの様相でありながら、どこかネガティブで鬱屈としつつも、幸せになりたくて必死に生きようとしている少しだけイケてない男の感情を歌に乗せ、多くの男子(そんな男子の気持ちを愛でたくなる女子も)を泣かせてきました。

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大塚製薬のポカリスエットイオンウォーターCMソングとして絶賛公開中の新曲『SISTER』は、これまで泣かされてきた人からすると、少し違和感のある歌かもしれません。現在ショートバージョンのPVが公開されていますので、まずはそのPVをご覧になってみてください。

back numberのPVといえばかわいい女優さんが主演を務めるのが恒例。今回は女優の森川葵さんが主演されています。ショートカットがとても美しい。バンドメンバーが演奏するシーンは、とにかく爽やかなイメージを魅せるコンセプトから沖縄県恩納村にて撮影されたそう。驚くくらい抜けのいい青空が印象的ですね。

大物ミュージシャンが彩ったポカリスエットのCMソング

春から夏にかけてのこの時期、ポカリスエットのCMがヘビロテされるので毎年よく見かけるのではないでしょうか?起用されるミュージシャンは名だたる人たちばかりで、トップミュージシャンとなるための登竜門と言っても過言ではありません。

これまで起用されたミュージシャンを一部ご紹介しましょう。

1993年:揺れる想い(ZARD)
1998年:さまよえる蒼い弾丸(B’z)
2000年:Brand New Wave Upper Ground(JUDY AND MARY)
2000年:ミュージック・アワー(ポルノグラフィティ)
2000年:サウダージ(ポルノグラフィティ)
2001年:あたしをみつけて(JUDY AND MARY)
2003年:それがすべてさ(福山雅治)
2005年:未来(Mr.Children)
2006年:ハネウマライダー(ポルノグラフィティ)

そして・・・

2015年:SISTER(back number)

どの曲もアッパーで爽やかなナンバー、もしくは胸を焦がすような熱いナンバーばかりですよね。正直、back numberのイメージではないんじゃないかなと思いませんか?

back number『SISTER』

爽やかな曲がないわけではありませんが、どちらかというと切なさや悲しみ・上手くいかない気持ちを歌に乗せるミュージシャンだと認識されていますから。

というわけで、初聴では「ん?」という気持ちを抱いたのは事実です。あまりに爽やかすぎたので・・・。

物語を知ることで価値がわかる

今回記事を書くために何度もこの新曲『SISTER』を聴いて、ようやくわかってきました。

これまでback numberが上手くいかない気持ちを素直に吐き出し続けた歌たちがあって、それが多くの人に受け入れられ、勇気づけられた人たちが前を向いて進み始め、前に進んだがために躓くことがあって、そこで足踏みしてしまいそうになるときに聴いてこそ、『SISTER』の本当の価値があるのではないかということに。

つまり、back numberと共に歩んできたファンにとって、前に進む想いがシンクロする歌なのでしょう。

back number『SISTER』

一生懸命な人を応援する真っ直ぐな歌『SISTER』は、シンプルに爽やかな良い曲です。おそらくこの曲で初めてback numberを知った人でも、素直にポカリスエットのCMらしい爽やかな曲だなと思うことでしょう。

ただ、これまでのback numberを知ることで『SISTER』の価値は跳ね上がります。イオンウォーターの名のごとく、誰かを応援する気持ちが体に染み渡ってくるはずです。

アクの強さも、情熱も、憤懣やるかたない想いもこの曲にはありませんが、紛うことなきback numberの楽曲です。

歌詞

さて、最後に少し歌詞を紹介してみましょう。

戦う為に理解して砕いて本当は痛くて
目を閉じて自分に 大丈夫 言い聞かせた

前に進む以上、人は必ず傷つくことになります。折り合いをつけなければならないこともあるし、自分の想いを砕いて進まなければならないこともあります。全てがうまくいくわけではないことを理解しつつ、留まってはいけないことを言い聞かせる。

生きるっていうのはつらいし、ときにはみすぼらしいもの。サビ前のこの歌詞には、そんな靭さ(つよさ)を感じさせられます。

back number『SISTER』

風の無い空に飛び出して
乾いた海を泳いで傷ついてまた
君はまた光を放ってゆく
負けないで
君が瞬きで隠した痛みをその想いを
ああ 僕は知っているから

傷がついていないのは美しいことかもしれない。しかしそれは、脆さを多分に含んでいます。傷つくことでしなやかさを手に入れ、成長し日々新しい自分に生まれ変わることで傷を克服し、人は光を纏う。

これまで受けた傷は汚点にはならない。前に進む限り、自分を彩る個性に変わっていくのだから。

back number『SISTER』

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