部下が飲み会に来ないのは、誘う上司に人間的な魅力がないから。

人間的な魅力のない上司

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上司との酒は「金を払う残業」?

※この記事は2014年4月20日に掲載した同名の記事を編集したものです。

以下の記事を読みました。

上司との酒は「金を払う残業」? 新社会人の6割が「仕事」と割り切り

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なんとも辛辣な見出しですね。とはいえ、私は大体この記事と同意見ですが。

元になったデータはこちら↓

宝酒造が行なったインターネット調査によると、部下が「飲み会への誘い」に応じる理由を上司に尋ねたところ、「(部下は)お酒を飲む雰囲気が好きだから」(53.8%)、「お酒が好きだから」(38.6%)と思っている人が多かったという。

しかし新社会人は、飲み会に対して必ずしもポジティブな印象を持っていないようだ。上司の誘いに応じる理由で、最も多かった回答は「お酒を飲みに行くのも仕事だと思うから」で、61.9%(複数回答)を占めた。

つまり、部下は「飲み会への参加も仕事」と割り切っているが、上司は「部下は喜んでついてきている」と勘違いしている、というすれ違いがあるのが実態のようだ。

驚いたのはトップのデータ。部下が「飲み会への誘い」に応じる理由を上司に尋ねた結果についてです。こんなにも上司側は、部下がポジティブな気持ちで飲みの場に来てくれていると思ってるんでしょうか、驚愕です。

今はフリーランスなのでこういった不毛な場からは逃れることができましたが、会社員時代は完全に「仕事の延長線上のイベント」であると割り切って参加していました。場合にもよりますが、全額奢ってくれるわけでもなく、就業時間が終わってからも仕事の話を懇々とされ、終いには説教しはじめることもありました。わざわざ自腹を切ってまで上司の愚痴を聞きたい部下なんていないでしょう。

人間的な魅力のない上司

記事に取り上げられているコメントにおもしろいものがありました。

「そもそも、『人事権』など『こちらの生殺与奪の権利』を持っている相手である上司と、どうやって腹を割って話せと?」

これ、とてもよくわかります。「今日は無礼講だから気にせず、普段から思っていることを言え」 なんて軽々しく上司は言いますが、だからといってホイホイ不満をぶちまける部下がどれくらいいるというのか。コメント通り、私たち部下の「生殺与奪の権利(もちろん社内上の)」を持っているのは、まさに今対面している上司だったりするわけです。そうなると例え酒の力を借りようが、おいそれと言えるわけがないでしょう。

部下が飲み会に来ないのは、上司に人間的な魅力がないから

以前にこんなエントリーをアップしました。
人と人とを繋ぐWebサービス 『コーヒーミーティング』 利用レポート⑺ ・知らない人といきなり忘年会をする楽しさを知った話。 – ヘンテナブログ

その中で私はこのように書いています。

現在会社員の私は、意に添わない飲み会や興味のない食事会に行かざるを得ないことがままあります。得意先とのお付き合いもありますし、普段あまり話をしないような部署の人と語らう機会としての意義のようなものがあるのは分かります。

ですが、私はこういった飲みの場で、ご飯や酒を美味しいと思ったことはありません。それが、例え普段行くことができないような高級料亭であっても、同席する人間に畏怖や緊張を与えられている状況では「食事」を楽しむことができません。「食事を楽しむんじゃなくて、そういった人と語らうことが目的なんだ」と言われることもありますが、なら食事である必要がない気がします。

(中略)

結局のところ酒やご飯を美味しいと感じるのは、「舌」や「匂い」よりも、誰と食べているかの方が大事だと思うことが増えてきました、ということが言いたかったまでです。

当時まだ私が会社員だった頃に書いた記事なのですが、今でもこのように考えています。はっきり言って、愚痴を聞かされたり叱責されながら食べるご飯や酒は、凄まじくまずい。例え高級料亭であってもです。自腹を切ってまずいご飯や酒を味わいたくないでしょう。当たり前の話です。

結局のところご飯や酒を美味しいと感じるのは、「舌」や「匂い」よりも誰と食べているかの方が大事だと思うんです。つまり、一緒に飲む相手が上司であろうと、部下が尊敬していたり憧れていたり、一緒に話をしてみたい!と思えるのならばそれは楽しい飲みの場になるでしょうし、決して仕事の延長であるとか金を払って残業しているなんて思わないでしょう。

人間的な魅力のない上司

ですから、部下が酒の場に来ないと嘆く上司がいたら「それはあなたに人間としての魅力がないからですよ」ということを知ってもらいたい。酒が苦手であっても自腹を切る可能性があったとしても、もし上司に人間的な魅力があるのであれば、必然的に部下はついてきます。

「部下は上司の誘いに乗って当たり前」という旧態依然の考え方は早く捨てたほうがいい。私のように勤める会社にロールモデルとなるような憧れる上司がいなかった会社員は、身銭を切ったり終業後の時間を捻出してでも飲み会に参加しようなんて、きっと思わない。それより先に、自分が部下に憧れられるような人間であるかを確認したほうがいいでしょう。部下がついてこないのは、あなたに魅力がないからかもしれませんよ。


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