長谷川京子 × 木村文乃 『マザー・ゲーム 第4話』 「解決する」のではなく「折り合いをつける」という正解もある。

聡子(長谷川京子)

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テンプレの嫁姑戦争の幕引きは…?

■第3話についての記事はコチラ↓
貫地谷しほり × 木村文乃 『マザー・ゲーム 第3話』 誰だって、家族に言えない偽りの姿がある。

華麗な名門幼稚園でセレブママたちが繰り広げる、醜悪で吐き気をもよおすレベルの格付けバトルが人気のドラマ『マザー・ゲーム』。早くも第4話となる今回は、おそらく視聴している人全員が嫌悪感を露わにすると思われる、聡子(長谷川京子)の家をメインに据えた物語でした。

姑・静子を演じる長谷川稀世の見事な「厭味ったらしいババァ」っぷりにきっとお茶の間は湧いていることでしょう。自分の娘にすらバカにされながら、ひとり居場所のない家で淡々と家事を耐えながら行なう聡子。

啖呵が・・・効かない?

毎週最後に希子(木村文乃)が切る啖呵『ひとこと言わせていただきます!』でもスッパリ落ちない程に、聡子のプライドは確固たるものとなっていた模様。

彼女がそうしてでも守りたいものは何なのか?

さて、いつも通りあらすじから振り返ってみましょう。

第4話 あらすじ

しずく幼稚園では、園の3大イベントのひとつ、親子フェスタの準備が着々と進んでいた。

打ち合わせに出られなかった希子(木村文乃)は、バザーに出すタオルを大量に集めるが、由紀(貫地谷しほり)はタオルを出すなら高級ブランド限定が暗黙のルールだとバッサリ否定する。

さらに、由紀は園児の父親が交代で当番するアルパカ担当表に希子の名前を入れるという嫌味な行動に出たが、希子はめげることなく必死に保護者として周囲に合わせようと努力していた。

そして、親子フェスタのバザーに出す通園グッズを作るため、聡子(長谷川京子)の家に呼ばれた希子は、聡子の家族の意外な一面を知ることになる。

見ちゃった・・・!

そんな中、毬絵(檀れい)は陽斗(横山歩)を伴い、奈良岡塾に行っていた。希子が迎えにいくと、塾長のフネ(室井滋)から学費免除の特待生として陽斗を迎えたいと言われる。困惑する希子だったが、その様子を見ていた由紀は…。

一方、「ごはんや」であれこれ難癖をつける謎の男(豊原功補)が再び来店し、希子をあるレストランに引っ張って行く。ワンコインランチの勉強と称し、希子が悩んでいるお弁当作りのヒントをくれたのだ。喜ぶ希子だったが、その様子を目撃していた者がいた…。

精神を蝕むモラルハラスメントの恐怖

強烈なモラハラ地獄を味わう聡子。そもそもモラハラとはどう定義されているのかというと、一般的には暴力を伴わない精神的な嫌がらせを指しています。

よくこういった嫁姑戦争はドラマなどで描かれますが、「そんなムカつく姑には一発怒鳴ってやればいいじゃないか!」とか「きっちり話し合えば解決するはずだ」などといった意見がよく出ますね。

モラハラの怖いところは、一方的にこちらが悪いかのように責められることではなく、相手が被害者であることを殊更にアピールしてくるところです。こちらの落ち度を責められているだけなら反省のしようもありますし反抗もしやすい。しかし相手が精神的な苦痛を被っているとなると、まるで自分に全て非があるような気になってくるものです。そしてなかなか言い返せない。

胃が痛くなるシーン

劇中で聡子が感じているのはまさにこれでしょう。観ているこちらの胃が痛くなってくるくらいのモラハラぶりですからね。

本話でのハイライトはやはり、ママたちが作った手作り品を姑が断ち切りバサミで手当たり次第バッサバッサと切り裂いていくシーン。狂気の沙汰としか思えない行動に責任者の聡子は絶望しますが、あれだけのモラハラでも精神崩壊を免れる程の根気とプライドで、なんとか場を収めます。

胃が痛くなるシーン

オトコは肝心なとき、本当に役に立たない

モラハラの悪化には聡子の夫の無関心も大いに関係しています。というか、このドラマでは大概の男がクソ野郎として描かれているため立つ瀬がないですね。その中でもこの夫は大いなるクソ野郎なわけですが、肝心なときほどオトコは役に立たないものなんだと思い知らされます。

ママカーストの成立にはもちろん夫の年収が関係してきます。とはいえ名門幼稚園での実生活においては、夫の存在などハリボテのようなもの。額縁に飾ってみて見た目が良ければそれだけでいいんです。たまに幼稚園に顔を出すときは、それなりの格好でそれなりの愛想を振りまいていればそれでいいんです。

…なんだか悲しくなってきますね。

希子の一喝!

このクソ野郎にいつものように一喝した希子ですが、あろうことか聡子は止めに入ります。「夫はきちんと夫の責任を果たしているし、姑にも愛されている。こんな幸せな家族に囲まれて私は幸せです。」とまで言い切るんですね。

もちろんこれは聡子の精一杯のプライドです。私はこうやって生きるしかない。モラハラの目的は精神的な破壊。たやすく希子の一喝を認めてしまっては、自分がこれまで耐えてきたことが水泡に帰してしまう。

孤高のプライドに縛られつつも本話の最後に聡子が取った行動は、不器用な彼女ができる唯一の恩返しだったんでしょうね。外野でしかない我々が聡子の生き方に口を出す権利はありません。拠り所がプライドにしかないのであれば、「何があっても完璧を貫き通す」ことで自分の価値を証明するしかないのかもしれません。

不器用な聡子

毎回スッキリする終わり方をされては、物語にリアリティがなくなってしまいます。何でもかんでも解決しようとするのではなく、こういった「折り合いをつける」かたちで締めるのが、本当のリアルなのではないでしょうか。

そんなキレイにまとまることばかりじゃないですからね、人生は。

悩む希子

■第3話についての記事はコチラ↓
貫地谷しほり × 木村文乃 『マザー・ゲーム 第3話』 誰だって、家族に言えない偽りの姿がある。

おまけ:365日常時かわいい木村文乃

相も変わらず、主演の木村文乃が好きすぎて困っています。

第4話のふみのハイライトをキャプチャしてみましたので、癒やされたい方はどうぞ。

希子(木村文乃)

希子(木村文乃)

希子(木村文乃)

希子(木村文乃)

希子(木村文乃)

希子(木村文乃)

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