生徒に「殴れるものなら殴ってみろ」と言われたとき、教師はどうすればいいのか?

生徒と教師

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絶対に負けない駆け引き

噂で聞いたことはあったんです。いや、何かのマンガか小説を読んだのだったか。

学校で教師と生徒が口論しており、激高した生徒が教師に向かって「殴りたいなら殴れよ!ほら!生徒を殴ったらお前の教師生活はお終いだけどな。殴ってみろよ!」と吠えるシーンを。

こちらの記事をご覧になってみてください。

「殴れるものなら殴ってみろ、ほら」

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「殴れるものなら殴ってみろ、ほら」

実に虫酸が走るこのセリフですが、元記事の執筆者である衆議院議員の緒方林太郎氏は、ある学校の近くを通っている際、まさにこういった口論をしている現場に遭遇してしまったそうです。いかに衝撃的だったかが記事から読み取れます。

もし私が遭遇していたらどうしたか。絶対に負けない駆け引きをしている生徒を見て、恐らくあまりのショックに言葉を失うんじゃないかと思いますね。

緒方氏はこのように述べています。

教師が手を出すと懲戒処分になることを知っていて、(恐らく何らかの非行行為を行って咎められている)生徒が恫喝しているということです。とても真っ当なシーンではありませんでした。

教師とは?

想像することしかできませんが、もし生徒が何らかの非行行為を行なって叱責を受けていたのだとすると、まさに逆切れも甚だしい状況となりますね。教師を煽って手を出させようとしているあたり、実に姑息で卑怯な方法を取っていることになります。

昨今の教師と生徒を取り巻く状況を鑑みると、事情はどうあれ「体罰」をふるった教師が全くお咎めなしで済むとは思えません。最悪の場合、辞職させられるかもしれません。「殴れるものなら殴ってみろ、ほら」と言われた教師の葛藤は、想像に難くないでしょう。

緒方氏の仰るとおり、教師を取り巻く状況がこれでは『警察に通報した方が早い』という判断になってもおかしくありませんね。何せ自分が手を出してしまったら、自分の身にも被害が及んでしまいますから。生徒にとっても決して喜ばしいことではないはず。

「刑法」で裁かれてしまうことの意味

本来なら家庭や学校で指導することで解決できる問題も多いはずなのに、一足飛びに警察に任せてしまうと、それは「刑法」で裁かれてしまうことを意味します。それが生徒にとって最善であるとは思えません。

もちろん生徒側の事情が何かによって変わってくることは前提ですが、私個人としては警察を介入させること事態は仕方のないことだと思います。

学校内で解決を図ろうとして揉み消しや懐柔に走る事件も後をたちませんし、生徒の親がどういった人物か(モンスターペアレントなど)にも依りますが、あまりに酷い事情の場合は介入を検討してもいいんじゃないでしょうか。

教師とは?

緒方さんは結論をこのように述べています。

私が至った結論は(陳腐ですが)、学校(長)及び先生の持つ権限を最大限明確にした上で、学校の中で収められるものについては出来るだけ学校で収めるという方向に持っていくということです。体罰は明確に禁じられている中において、やれることを明確に学校の先生方に示し、「これをやったら懲戒かもしれない」という不安や萎縮効果を起こさせないことは大事だと思います。

 勿論、基本は学校や地域で少年を温かく包み、非行・犯罪の芽を摘むことです。しかしながら、その範疇から漏れてしまう事例があるのも事実です。その中であっても、出来るだけ学校の中で収めることが出来るようなツールを用意しないと、結果として、少年のためにならないのではないかと思います。

確かに陳腐かもしれませんが、教師側ができることを全てやっているのなら、次は警察介入も許さざるを得ないのではないでしょうか。

元記事のコメント欄では意見交換が盛んに行なわれています。ぜひ読まれたみなさんの考えも聞いてみたいところですね。


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