大沢たかお × 鈴木京香『陽気なギャングが地球を回す』 邦画ではめずらしい、バリバリのクライムアクション活劇!

陽気なギャングが地球を回す

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ぶっ飛んだあらすじ

他人の嘘がわかってしまい人と距離を置く、成瀬(大沢たかお)。
コンマ一秒まで正確に時と刻む体内時計を持つ、自動車教習所の教官・雪子(鈴木京香)。
口から生まれてきたようないい加減な理屈をこねる演説の達人かつ自称ロマンを追い求める夢追い人・響野(佐藤浩市)。
そして、大学生であり、生まれついての若き天才スリ師・久遠(松田翔太)。

それぞれ実生活では全く役に立たない能力を持つ4人。彼らは偶然、混雑する銀行に居合わせ、銀行員による自作自演の強盗計画をそれぞれの能力を駆使し、見破る。その瞬間4人は、同時に考えていた「この4人ならもっとうまくやれる!」こうして前代未聞の華麗なGANGチームが結成された。

4人は何度も完璧な計画で成功を収めてきていた。今日の狙いは港洋銀行。いつも通りの計画にミスはなく、大成功を収め、帰途に着いた4人の車に、突如現れた車が激突。車には覆面をかぶった4人組の強盗が……。

彼らはあっさりと、現金を奪われてしまった。「計画が漏れていたのか? 裏切り者がいるのか?」強奪された現金を奪還するため、彼らは更なる奇抜な仕掛けを駆使した計画を実行に移すのだが……。

【キネマ旬報データベースより】

ロマンはどこだ?

邦画ではあまりみかけないクライムアクション活劇。伊坂幸太郎作品だけあってウィットの効いたコトバ遊びも交え、ひたすらノリノリでかっ飛んでいく破天荒なストーリーに、観客はついていくのに必死。

映像はガンガンCGを使って、無茶なシーンで見え隠れする合成感もなんのその、勢いでごまかしていく清々しさが非常に気持ちいい。実は走る車自体がCGでつくられているらしく、それはそれはあり得ない動きをぶちかます。片輪走行は当たり前、ジャンプ台でぶっ飛びもするし、超絶スピンでもびくともしない安定感。

あー、正直、あんまり語ることがない。といってもおもしろくないわけではなくて、ある種タランティーノ監督の映画を観ているような感覚に近いかもしれません。つまり、右手にポップコーン、左手にコーラ、だらしなく腰を前にずらして悪い姿勢でダラダラ眺める。ときにはバカ笑いし、気の利いたジョークとと響野の演説に耳を傾け、ただひたすらにこのぶっ飛んだ世界観を楽しむ。

この映画は、そんな映画です。

邦画でここまでの爽快感、他では味わえないかも。


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