「自爆営業」は、無能な経営陣が失敗した経営のツケを、従業員に課しているようなもの。

自爆営業とは?

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自爆営業は、経営の失敗を労働者に尻拭いさせるものでしかない

ちょっと前の話になりますが、以下の記事を読みました。

自爆営業

毎年年末近くになると、郵便局のスタッフが駅前やスーパーの軒先なんかで年賀状を必死に売っている姿をよく見かけます。もう10年以上年賀状をまともに出していない私としては、そんな姿を横目で見ながら全力でスルーしているわけですが、今回取り上げた記事を読むとスタッフがかわいそうで買ってあげたい気持ちになります(やっぱり買いませんが)。

「自爆営業」

営業や販売の仕事を経験したことのない方は、ひょっとするとこの言葉を知らないかもしれません。簡単に説明すると、社員が販売ノルマを達成するために自腹を切って自社製品を購入することです。

冒頭に挙げた郵便局スタッフの年賀状販売は、この「自爆営業」でもっとも有名な仕事のひとつかもしれません。なぜ彼らは必死になって年賀状を販売しているのか。それは単純にノルマが課せられていて、もしも余ろうものなら自腹で買い取らなければならないからですね。

もちろん自腹で買い取らなければならない理由などありませんが、自分の生殺与奪権を持っている上司(および会社)に目をつけられてクビにされないための、自衛策として自爆営業を選んでいる人が多いようですね。その気持ち、よくわかります。

自爆営業とは?

実は私も、営業や販売の仕事をやっていたときに経験しました。営業のときは、明らかに需要がないであろうどうしようもない出来のおもちゃや、どこでも買える人気絵本の焼き直し版にあり得ない冊数のノルマを課されたりしました。

前述の郵便局の話を聞くと、金券ショップで年賀状は売れるからまだいいじゃないかと思わなくもないのは正直なところ。というのも、大量の絵本を全て買い取ってくれる店なんてないですし、例えあったとしても二束三文にしかならない。結果的に自腹率が高くなってしまうわけです。

自爆営業とは?

販売職のときには、自店で販売している新商品のパンやドリンクに壮絶なノルマが課されていました。どう考えても捌ききれない数で店によってはアルバイトにまでノルマを課して問題になった店長もいましたが、とてもそんな振る舞いのできなかった私は、仕方なく自分で買い取っていました。

日持ちするものでもないですしすぐに捨てましたが、これほど空しい気分になったこともありません。ゴミ箱にお金を放り込むのと大して違いはありませんから(きっちり売上になっているので、さらにイヤな気分になります)。

当たり前ですが「自爆営業」は、無能な経営陣が失敗したツケを従業員に課しているようなものですよね。責任転嫁も甚だしい。元記事によると、ノルマを達成できなかった従業員には相当な辱めを与える会社もあるようです。

そんな会社にいても未来も希望もないので早々にオサラバしたほうがいいと思いますが、軽々しく転職できない今はそう簡単に決断できることではないのでしょうね・・・。つらすぎる。

自爆営業とは?

そんな自爆営業の実態と、その対策法を書いたこの本が今話題になっています。自腹を切るのが当たり前になることに対する違和感を持ち続けるために、非常にオススメな本ですよ。

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