木村文乃 初主演ドラマ『マザー・ゲーム』 セレブ妻のドロドロした小世界に、男たちはただ恐怖する。

マザーゲーム

TBSマザーゲームの公式ホームページより引用させていただきました。

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木村文乃のため、久しぶりにドラマを見る

■第2話についての記事はコチラ↓
安達祐実 × 上地雄輔 『マザー・ゲーム 第2話』 親は、子を愛し過ぎる故に過ちを犯す

普段全くテレビも見なけりゃドラマも見ない私ですが、最近イチオシの女優・木村文乃(きむら・ふみの)が初主演を務めるドラマが公開されるとなると、さすがに1話くらいは見てみようかなとなります。

木村文乃のために、ドラマを見る

前評判も中々に高いそのドラマは『マザー・ゲーム』

不穏なタイトルどおり、女同士のドロドロしたバトルが繰り広げられるドラマです。最近こういった「女」、しかもシングルマザーを取り扱ったドラマや映画、小説などを多く見かけますね。今の世情を色濃く反映しているのでしょうが、正直、食傷気味な感は否めません。

結局は、イチ庶民に過ぎない主人公が、その『気概と強い心と子どもや家族を守る愛の力で、徐々にまわりを変えていく』という、ありがちな構図に陥ってしまうため、共感や感情移入をあざとく狙ったつまらない作品になってしまいがち。

この『マザー・ゲーム』も正直そういう匂いはプンプンしているのですが、“セレブ妻のみが集まる名門幼稚園”が舞台というのは、かなり興味をそそります。子どもを預ける保育園探しに事欠くような今の世の中に、金にモノを言わせたセレブが悠々と子どもを通わせている光景はかなり異質。まるで異世界を見ているようです。

ありきたりなドラマにならないように・・・

さて、初回放送はどんな内容だったのでしょうか?まずは公式のあらすじからご紹介しましょう。

初回放送のあらすじ

バツイチ・シングルマザーの蒲原希子(木村文乃)は、弁当屋を立ち上げるため祖父・徹治の家に移り住み多忙な毎日を送っていた。5歳になる息子・陽斗(横山歩)を保育園に預けなければ仕事が出来ず、地域の区役所で保育園待機児童の担当職員(田中直樹)に掛け合うが、すぐに入園させることは出来ないと言われてしまう。

来月には商店街で弁当屋をオープンする希子にとって、息子を保育園に入れられないと窮地に陥る。食い下がる希子だが、役所では取り合ってもらえない…そんな希子の肩を、ポンと叩く人が…。

弁当屋で働く木村文乃

1か月後、奈良岡フミ(室井滋)が園長を務める幼稚園に入園が決まった陽斗の初登園日。これまでのように自転車で幼稚園まで送り届けると…そこは、園の校門前で高級自動車がプチ渋滞がおき、母親たちは皆高級ブランドバッグを持ちヒールで園内を闊歩する、富裕層が集まる名門幼稚園だった!

あまりの場違いな恰好や雰囲気に一抹の不安を感じる希子だったが、ママたちの中に中高時代の同級生でソフト部でバッテリーを組んでいた神谷由紀(貫地谷しほり)の姿を発見する。希子は由紀に声を掛けるが、ここは名門幼稚園で希子のような庶民が来るところではないとバッサリ切り捨てられてしまう…。

幼稚園に子どもを通わせるママたちの中でも、他と一線を画していたのは、開業医の妻・矢野聡子(長谷川京子)、元キャリアウーマンの後藤みどり(安達祐実)、そして園ママの絶対的トップ・小田寺毬絵(檀れい)。一見華やかに見えるセレブママたちだが、彼女たちも人には言えない問題を抱えていた。

庶民派ママ

庶民ママ・希子は、幼稚園で感じた理不尽さや違和感を素直にぶつけ、セレブママたちと反発しあうことに。波乱万丈な幼稚園生活が始まった…!

マザー・ゲーム公式ホームページより

ママカーストをつくりだす、最悪の小世界

想像以上にグロテスクなママカーストが描かれていた、というのが初見の感想です。もっと当たり障りない感じなのかと思いきや、演技をしている子どもたちへの影響が気になってしまうほどの生々しさとでも言いましょうか。

ママカースト、怖すぎる

当然のように子どもを送り迎えするときは自家用車で行なうわけですが、ここですでにランク付けがなされる。国産車はその時点で低ランクに位置づけられるので、もっぱら高級輸入車での送り迎えが基本ステータス。まるでドライブスルーのように子どもが放出され回収されていく光景は、思わず笑ってしまいそうになりますね。

この閉じた世界の中では、ママたちのカーストは何よりも絶対的な権威を持っています。不動のトップに君臨するのは年収5億3千万の社長令嬢・小田寺毬絵(檀れい)。旦那や家柄が持つ権力と地位、年収によって決まるこのカーストで、絶対に敵わないであろうをオーラを放っています。

年収5億3千万の社長令嬢・小田寺毬絵(檀れい)

続いて開業医の旦那を持つ年収3000万の矢野聡子(長谷川京子)。見まごうことなきセレブ然としている彼女は、実は高卒で看護師専門学校上がり。

それを嫌う姑にいびられ続けるモラハラ地獄に生きています。もちろん幼稚園ではそんな姿を微塵も見せず、生まれついてのセレブかのように振舞っている姿が痛々しい。

年収3000万の矢野聡子(長谷川京子)

そして一匹狼を気取る年収1800万の元キャリアウーマン・後藤みどり(安達祐実)

元々は営業成績ナンバーワンだった彼女は、結婚を期に一度復職するものの、名門幼稚園に子どもを入れるため専業主婦に。充実していた仕事人生を捨てて家庭に入ったというのに、惨めな姿を晒していることに人知れず悩んでいたところ、ふとしたことで不倫の道へ迷い込んでしまいます。

年収1800万の元キャリアウーマン・後藤みどり(安達祐実)

実はセレブでない年収750万円の神谷由紀(貫地谷しほり)は、蒲原希子(木村文乃)が中高時代の同級生でソフト部でバッテリーを組んでいた友人。

見知った顔があって安心する希子ですが、由紀からここは悪魔が蠢く地獄であることを告げられ戸惑うばかり。

実はセレブでない年収750万円の神谷由紀(貫地谷しほり)

セレブどころか夫もおらず、日々の生活にも必死な希子が何の因果か入りこむことになったママカーストの小世界。

この先には絶望しかなさそうですが・・・。

自分で稼いでいるわけでもないのに、何故セレブ気取りで威張り散らせるのか

そうそうたる女優陣を揃えていることもあり、ビジュアル的な美しさとセレブのブラックな内面っぷりが相まってとにかく気持ち悪い。悪意を隠そうともしない行動や言動はそこかしこにあり、しかしながらカーストの重みは決して揺らぎはしないことから、少しでも異端な行動を取るものはナチュラルに排除されていきます。

セレブの何が偉いというのか

私には全く理解できないんですが、上述した年収って基本的に妻が稼いでいるわけではありませんよね?なのにどうして威張り散らせるんでしょうか。

例えばドラえもんでいうと、スネオが新しく買ってもらったおもちゃを見せびらかし、俺ってすごいだろうと自慢していたとしますよね。でもそれは、働いてお金を稼いでいるスネオの父親がすごいのであって、別にスネオがすごいわけではないですよね。

私は子どもの頃からそういう物の見方をしていたので、本質的にすごくないのに威張り散らしている奴はとにかく嫌いです。「マザー・ゲーム」でいうところの矢野聡子(長谷川京子)がそれですね。

後藤みどり(安達祐実)は元々バリバリのキャリアウーマンという設定ですし、それに比べて今の状況は・・・という別の哀しさがあるため別かなと。神谷由紀(貫地谷しほり)も本当はギャンブル依存症の見せかけセレブですから、その哀れさは責めにくい。小田寺毬絵(檀れい)は謎が多すぎてなんとも。

暗黙のルールをやぶれ!

もちろん専業主婦として家庭を維持することで夫を陰ながら助けていることは理解できますが、だからといって妻がセレブ気取りで自慢し合うのって意味がわかりません。

いやいや、別にあなたは全然すごくないですよ、と。

木村文乃のかわいさと、安達祐実の色気はやばい

動く木村文乃の姿が見たかったこともあり、その庶民的なルックスがよく似合う、若干薄幸そうな顔立ちによるシングルマザーの演技は見事。負けん気の強そうなところも役柄に合っていますね。あと、女優で死んだ目ができる人ってとても少ないと思うんですが、木村文乃はわりとその目をつくるのがうまい気がします。

安藤サクラばりの死んだ目ができるといいんですが、非情に目の大きい木村文乃には難しいのかもしれませんね。なにはともあれ、今後大成する女優だと確信しています。

かわいすぎる木村文乃

また、本作での安達祐実はとんでもなく美しく、かつ妖艶で醸し出す色気がハンパない。

下がり眉のメイクをしていることもあり、儚げな仕草がたまらない。不倫に溺れるセレブ妻役だそうですが、そりゃ不倫したくもなるわ。個人的にはこの不倫妻の行方がもっとも気になります。手軽な元鞘戻しだけは勘弁してもらいたいですね。

安達祐実の色気もやばい

期待できるドロドロ加減と、失望しそうなお決まりの展開

というわけで初回放送についてですが、中々のグロテスクさと初主演を務めた木村文乃の好演により期待できそうな反面、やっぱりお決まりのお涙頂戴系かつ庶民派代表によるセレブバッサリ斬り後仲直り、というありがちな展開に進みそうな不安が半分といったところでしょうか。

観月ありさの某ドラマや、仲間由紀恵の某ドラマのようにならないことを祈りつつ、第2話の放送を心待ちにしています。

■第2話についての記事はコチラ↓
安達祐実 × 上地雄輔 『マザー・ゲーム 第2話』 親は、子を愛し過ぎる故に過ちを犯す

とりあえず、木村文乃はかわいい。かわいいは正義。

かわいいは正義

おまけ:物語途中に登場する犬・はんぺんもかわいい。

はんぺんもかわいい

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