星野源 × 長谷川博己 × 二階堂ふみ × 園子温『地獄でなぜ悪い』 にみる表裏一体の”狂気”と”笑い”

地獄でなぜ悪い

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コーラ片手にポップコーンを食べて、何も考えずに観るのが正しい映画

※当記事は2013年に公開したものの再掲載です。

9月28日の公開初日に、渋谷HUMAXシネマズで園子温監督新作映画『地獄でなぜ悪い』をさっそく観てきました。今までの園監督作品にはあまりなかった、完全娯楽モノ。監督自身が言っているように、コーラ片手にポップコーンを食べて、何も考えずに観るのが正しい楽しみ方の映画です。

当日18:00の回は満員御礼。朝イチでチケットを買っておいて正解でした。エレベーターで4階まで昇り、チケットもぎってもらった先にはこんなオブジェが!

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これだけでも、そこはかとなく笑いを誘います。それにしても、二階堂ふみがあまりにセクシー。これで19歳になりたてというんだから、恐ろしい話です。そして映画を観ていただくとわかりますが、かなりのナイスバディかつ美脚です(笑)

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あらすじもB級ど真ん中!

ストーリーについては公式をみてくれというのが正直なところですが、そこまで適当なのもちょっと・・・ですので、言葉をお借りして紹介します。

ヤクザの組長・武藤(國村隼)は獄中にいる妻・しずえ(友近)の夢を叶えるために、本業そっちのけで娘・ミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画の製作を画策している。面会の度にしずえに対して、撮影は順調に進んでいると場を取り繕う武藤。しかし、肝心のミツコは男と逃亡中、そして、しずえの出所まではあと9日しかない。

金に糸目をつけず、片っ端から撮影機材のレンタルをしながら、なんとか娘の身柄を確保した武藤は、ミツコから(実はすべて嘘なのだが)映画監督と紹介された駆け落ち男・公次(星野源)を監督に抜擢し、本格的に撮影準備を始める。

映画監督として騙しながら映画を撮影しないと殺される公次は、右も左もわからぬまま、オールヤクザのスタッフの質問攻めに対応していくが、限界に達しその場を逃げ出してしまう。簡単に追っ手の組員に捕まってしまう公次であったが、そこに奇跡のような助っ人が現れる。

地獄でなぜ悪い

それは「いつか一世一代の映画を撮りたい」と、少年期から映画監督を夢見る平田(長谷川博己)であった。映画の神様は自分を見捨てていなかったと、満を持して撮影内容の段取りを始める平田は、武藤と敵対するヤクザ組織の組長であり、過去の衝撃的な出会いからミツコに異様な愛情を抱く池上(堤真一)に協力を要請する。

かくして、ホンモノのヤクザ抗争を舞台にした、スタッフ・キャストすべて命懸けの映画が、電光石火のごとくクランクインしようとしていた・・・。

「地獄でなぜ悪い」公式ホームページより

この「B級」の極みのようなストーリー。これにしびれないはずがありません。クエンティン・タランティーノ監督の映画に近いものを感じますが、むこうよりはストーリーありますよ。

全力歯ぎしりレッツゴー♪

さて、映画のお話に入る前にひとつ動画を観ていただきましょう。

この狂気に満ちた動画、なんと開幕すぐに流れます。映画上映前によくあるスポンサーのCMかと思いながら観ていたんですが、冷静に考えてこんな怪しいCMなんてないわ!と気付いたのはCMが終わってからでした。。。歌詞に『ガガガ』とある時点で園子温監督の作品であることに気付けよって話ですね。

しかし、映画について何か語ろうとしてもいい言葉がみつからないなぁ。。。心底どうでもいい話ですから。ただ、「おもしろかった!」という言葉が相応しいようにも思います。

主役陣はみな怪演で素晴らしいのですが、我らがヒーロー”二階堂ふみ”を除くと、”長谷川博己”と”星野源”がほんとうにいい演技をされています!特に長谷川さんは、ギャラクシー賞受賞ドラマ『鈴木先生』でメガネ教師を演じていたイメージがどうしても強く、本作での壊れた映画マニア役のインパクトと混じり合って、私にとってカオスな存在になってしまいました。

その見た目から、真面目でカッチリした役柄を多く演じていることが多いと思いますが、本人は意外とこういった狂気の役がしたいのかもしれません。なにより上手い。そして妙に似合っているのがこわい。発売中の映画雑誌「映画秘宝 2013年11月号」では”地獄でなぜ悪い”の特集をやっていますが、その中でインタビューに答えている長谷川さんの写真がこれです。

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すっげぇアウトロー。どこにも「鈴木先生」の名残はありません。

ちなみに表紙は二階堂ふみちゃんで、見事な特攻服を披露しています。本誌ではこんなかわいいふみちゃんも見れますよ。

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地獄でなぜ悪い

地獄でなぜ悪い

笑えばいいと思うよ

話が脇道に逸れてしまいましたが、とにかく底抜けに笑えます。明るいスプラッタなので、血しぶきが飛び、頭がちょん切られ宙を舞い、刀で体を真っ二つにされ、そこらじゅうに分断された死体が落ちており、血の海をスライディングしたりと、どんなにえげつない状況が描かれていても笑って済ませられる不思議な感覚をいだけます。

まぁ倫理もクソもないので、教育上なんのメリットもないでしょうから子どもには見せたくないでしょうね。普通に上映中に笑い声があがるほど盛り上がるので、デートなんかにピッタリかもしれません。

結局映画の中身については話す気が無くなってしまいましたので、お茶濁しに購入したパンフレットでも紹介しておきます。実にセンスのいいパンフだと思いますが、ここでも長谷川さんはいい表情をしています。拡大してよく見てみてください。

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