いい加減なアドバイスをするくらいなら口を噤んでいた方がマシだし、アドバイスには責任が伴うんだという話

気軽にアドバイスなんてできない!

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アドバイスには責任が伴うという話

2014-06-28 アドバイスを消費する人たち
ちきりんさんのこの記事を読んで納得。

まだ何も始めていないのにアドバイスを求めるのって、何か間違っている気がしませんか?やり始めてから詰まってしまい、にっちもさっちもいかなくなって、困窮した上でアドバイスを求めるのなら理解できますが、これからやろうとしていることに対してアドバイスなんてできませんよ。

というのも、最近「アドバイスしてほしい。」というお願いをされることが立て続けにあったのですが、詳細を聞いてみれば“転ばぬ先の杖”としてのアドバイスを求めていることがわかったんです。で、さらに深く聞いてみると、私以外にもいろんな人にアドバイスしてもらっていることがわかりました。

私より前にしてもらったアドバイスを実践したのか聞いてみると、アドバイスを貰いはしたけれど納得いかなかったので試していないとのこと。「ああ、これはダメだな。」と確信し、適当に流しておきました。

要するに、絶対に叩いても壊れない石橋のようなアドバイスを求めて彷徨っているんですね、彼は。つまり絶対に失敗したくないということなのでしょう。

ちきりんさんもおっしゃっているように、アドバイスは行動の後に必要となるものです。何も動いていない人にできるアドバイスなんてありませんよ。

いい加減なアドバイスは害悪でしかない

アドバイスするのってかなり気を使う行為だと思うのですが、される方はあまり意識しないものでしょうか?

求められてそれに答えようと思った以上は、やはりためになるアドバイスをしてあげたいと思うもの。きっちり答えようと思うと、悩んでいる相手の背景にあるものを聞いて、それを細かく分解して何に悩んでいるのかをハッキリさせ、自分の経験や体験を元に、どうすれば対処できるかを結びつけて答えにするというフローが必要になってきます。

それって大変な作業だと思うんです。相手にある程度の想いがないと答えられないことも多いでしょう。

そうまでして考えた結果、「できるアドバイスが無い」という答えもあるかと思います。これは大変心苦しいことですよね。でもヘタなアドバイスは役に立たないどころか、害悪にすらなってしまうのですから、おいそれとは言えません。いい加減にアドバイスをしてもメリットはないんですよ。

アドバイス

いい加減なアドバイスの好例は「一般論」というやつです。

「とにかく頑張ればなんとかなるよ!」とか、「諦めないことが肝心だよ。」とかですね。何かいいことを言っているようで、何も言っていないのと同じ。何の意味もありません。

いいアドバイスをするには、相手のことを慮らないとなりません。一般論で返すのは相手のためではなく、おそらく自分をいい人に見せたいがためであることが多いんじゃないでしょうか。聞かれた以上は何か答えないと!という焦りの末だとは思いますが、結果誰のためにもなっていません。

いい加減なことを言うくらいなら、黙っている方がよっぽど親切です。

失敗したときの責任を押しつけたいのでは?

アドバイスには責任が伴う、というと大げさでしょうか。
しかし、自分がしたアドバイス通りに相手が動いて、もし失敗したとしたらやはり少しは気になりませんか?どうせするなら成功して欲しいですし、それに協力する形になった方がいい。

それを踏まえると、まだ何もしていないのにアドバイスしてほしい人たちは、責任の所在を自分に置きたくないから相手に委ねたい、ということになるんじゃないでしょうか。つまり「失敗の責任はアドバイスしてくれた人にある」という風に。そうすれば自分は楽ですよね、確かに。「アドバイス通りにやったのに失敗したじゃないか、どうしてくれるんだ!」って言えますし。

アドバイス

結局、「アドバイスには責任が伴う」と思っておいた方が、お互いにとっていいんじゃないかと思います。

相手に責任を押し付けるためにそう思え、というわけではなくて、アドバイスする以上はその相手の身になって真剣に考えられるかを前提にしておいた方がいいでしょうし、アドバイスを貰うのは自分の状況をきっちり説明してからにして、貰ったアドバイスを実行するときには責任は自分に移譲されている、と考えるべきだということです。

私自身は気軽にアドバイスしないようにしていますし、するにしても相手は選びます。自分が求めるときも、自分の頭で考えた末に困ったことで、かつ自分のことを話して親身に受け止めてくれる人を選び、かつ貰ったアドバイスは自分の責任の元で行なうと決めています。

アドバイスって、そんなに簡単なもんじゃないですよ。するにしても、貰うにしても。

ちなみに、これは今ネット上で話題になっている「自己責任論」とは全く関係のない話なのであしからず。想像力に欠ける人たちは、これを自己責任論だと言ってきそうだなぁ。


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