映画『ひまわりと子犬の7日間』 殺処分の真実を描く「覚悟」の映画

ひまわりと子犬の7日間

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開始2分で号泣必至!

わかっていたんです、私がこの映画で泣くことは。動物ものの映画で泣かなかった試しがありませんから。ただ、想像していた10倍増しで泣いてしまうとは・・・。

この映画は、2007年に宮崎県にある中央保健所で実際におこったある出来事をもとにした作品。そしてメガホンをとったのは、かの山田洋次監督の助監督や共同脚本を長年右腕として努めてきた、平松恵美子さん。なんと初監督作品なんだそうです。

ちなみに松竹が、田中絹代さん以来となる50年ぶりの女性監督として認めたのが平松さんだと伺いました。それほどの手腕があったということなのでしょう。

山田洋次監督の血を継いだ監督であれば、「家族」の姿を描いていないわけがない。きっとハートフルな物語になっていると信じて。

殺処分の現場におののく

この映画が、ただの動物愛護精神に満ちた映画でないことは最初からわかっていました。

ドラマ等では視聴率が取れず、逆に視聴者からクレームをもらうことになること必至である『殺処分』の現場を真正面から描いた映画だと知っていたからです。

そもそも私がこの映画を観ようと思ったのは、以前に書いたこの記事がきっかけでした。

「ペットをペットショップで買わないでください!」一般社団法人RENSAの叫びを聞け – ヘンテナブログ
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詳しくは記事を読んで頂きたいところですが、簡単に要約すると、マッチングサービス・コーヒーミーティングでお会いした方が運営しているRENSAという一般社団法人では、不幸な犬猫をなくすために「殺処分」という問題に立ち向かっており、積極的な活動を行なっておられたんですね。

それに強く共感して当ブログやSNSで活動をシェアさせて頂いたのですが、ミーティングしている中で、この映画のことについて話す機会がありました。殺処分を考える上でとても重要な作品なので観てほしいとのことだったので、よい機会なので観てみようということになった次第です。

感情を殺さないと、耐えられない苦しみ

覚悟していたにも関わらず、いざ殺処分が行なわれようとするシーンは見ていられませんでした。

感情を出さずに粛々と殺処分を行なう主人公の神崎彰司(堺雅人)。

なんて冷たいんだ!と憤る人がいるかもしれません。でも、いざ殺処分するためのボタンを押すときには感情なんて封印してしまうべきかもしれません。殺される動物の気持ちを慮って感情移入してしまったら、とてもじゃないが心が持たない。諦めと憤りの入り交じった堺雅人さんの表情は、その状況を顔だけで表現している。本当にすばらしい!

ちなみに殺処分は、ちいさなゲージに犬を閉じ込め、密閉される大きな装置の中に入れてその中にガスを注入するかたちで行なわれる。泣き叫ぶ犬の声がだんだんと小さくなり、消えていく。亡きがらを焼いて供養しているときの堺さんの表情は、ボタンを押したときよりも悲痛に見えました。

「覚悟」の映画

よくここまで現場を描いたものだ、と本当に驚きました。どんなに反発を食らおうとも、観た人の心に傷を付けてしまったとしても、真実を描く。これは人間がやっていることなのだから、あまねく人間はこの事実を知らなければならないという監督の「覚悟」を強く感じました。

知った上でこの殺処分しなければならない現状や、保健所で飼う動物を見つけるのではなく、パピーミルなどで量産された動物をペットショップで飼うことが日常化していることについて考えなければならないのでしょう。
動物好きは知っておくべき「パピーミル」のこと – NAVER まとめ

この映画をみて、またこの動画をみて何か思うことがあれば、ぜひRENSAのホームページをご覧になってください。きっと、その思いをカタチに変える手助けをしてくれます。

一般社団法人RENSA
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