【書評】イケダハヤト『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』 成功の秘訣は「好きなことに圧倒的な時間を割く」こと

イケダハヤトさん

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「書くことを仕事にしよう!」

昨年2月16日にプロブロガーのイケダハヤトさんに会いにいき、このブログを読んでいただいたり、コーヒーミーティングの今後についてお話ししていく中で、「書くことを仕事にしよう!」と決めた話は下記のタイトルでブログにアップしました。幸いこのエントリーは好評で、いつもの3倍くらいPVが増えました!さすがイケダさん、影響力が違いますね!
イケダハヤトさんとコーヒーミーティングして見えた、自分の未来。 – ヘンテナブログ

さて、そんなイケダさんとのミーティングの終わり際、なんとイケダさんから出たばかりの新刊『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術』をプレゼントしていただけました!!著者から本を頂けるなんて・・・こんなに嬉しいことはありませんね。大変失礼ながら、この本を事前に買ってなくて良かったなんて思ってしまいました(イケダさん、すみません…)。

『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術』

タイトルだけで炎上しそうですが、読んでみると実に納得のいくコトバがズラリ。読みやすい上に中身がギュッと凝縮されているので、書くことを仕事にしたい人だけでなく、何か自分の好きなことを仕事にしたい人は、得るものの大きい本になるでしょう。

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※相変わらず大量の付箋を貼ってしまった本

この本でもっとも重要なのは第5章「ブログで年間500万円稼いだ話」

「成功するためにはこれをやればいい」なんて甘言を、私は信じません。人間がまったく同じ生き物であれば成功条件をパターン化できるのかもしれませんが、育ってきた環境や学んできたもの、チカラを注ぎ込んできたことや関わってきた人。当然ながら人によってマチマチですよね。だから、これだけやっていれば成功するなんて、とてもじゃないが思えません。

 圧倒的に時間を割くこと

圧倒的に時間を費やす!
そんな私ですが、この本の第5章を読んで「これだけで成功が確実になるわけじゃないけど、確実に成功には近づく確かなことだな」と思えるフレーズがありました。

それが『圧倒的に時間を割くこと』というコトバ。

好きなことがあって、それに努力せずとも打ち込めるのであれば、あとはその好きなことに圧倒的な時間を割けば一流になれる。圧倒的というのは言葉遊びではなく、その好きなことに世界で一番時間を割いていると自負できるくらいにまで持っていく必要があるということです。それだけやれば成功するだろう、ということなんですね。

なんてマッチョな思想なんだ!と思いましたが、そもそもブログでメシを食うという行為はとてもマッチョなことだとイケダさんはかねてより公言されています。「なんだ、結局努力志向なのかよ」と思いがちですが、この本の第3章でイケダさんはこうも書いているんですね。

「頑張る」ことの限界

ここで学んだことは、「頑張る」という行動には、そもそも限界があるということです。K君は、外から見たらたしかに「頑張った」結果、夢を叶えたように見えます。が、きっと、彼は今から過去を振り返るとしたら、「好きなことを情熱に任せてやっていたら、いつの間にか夢が叶った」という回想をすると思うのです。

「頑張る」というのは、「よし、今日からオレは本気出す!」と自分を奮い立たせて、一念発起し、何かに取り組むことです。

それはその時点で、どうしたって限界があります。「頑張る」必要がある時点で、もう自然体ではない。「頑張る」というのは、「今よりも無理をする」ことに相違ありません。これでは全然ダメなんです。

一流になれる人、つまり圧倒的な時間を割き、試行錯誤を重ねられる人は、「努力しよう!」と自分を奮い立たせなくても、勝手に自分の身体がその活動に向かってしまうものです。K君が淡々と練習を重ねることができたのは、彼が「頑張った」のではなく「情熱があったから」といえるでしょう。
〜86Pより引用〜

イケダさんも私も、別に努力を否定している訳ではありません。ここぞというときにひと頑張りが必要な場合もあるでしょう。しかし「頑張る」には、自分に適したステージを選ぶことが何よりも重要です。これについては為末大さんの著書『諦める力』に詳しいですが、何でもかんでも頑張ればいいと考えるのは愚かなことです(日本人はそういう傾向がありますが…)。

本当に好きなことなら、いくら時間をつぎ込んでも苦はないはず(もちろんスランプで悩むことはあっても、です)。5章で引用されている堀江貴文さんのブログ記事も印象的でした。イケダさんに続いて二番煎じではありますが、引用してみたいと思います。

2010-04-05 10:52:20
起業してほぼ確実に成功する方法
私は起業するに当たって、自分の好きな商売ではなく確実に上手くいく商売から始めたほうがいいと言っている。具体的には、
利益率の高い商売
在庫を持たない商売
定期的に一定額の収入が入ってくる商売
資本ゼロあるいは小資本で始められる商売

をやればほぼ確実にうまくいくと指南してきた。
これは正しいと思うのだが、どうもたまに上手くいかない人がいるみたいだ。
なぜだろう?と疑問に思って考えてみた。

で、これなんじゃないか?と思ったことが一つだけあった。
それは睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていないということじゃないかと。
私が8時間以上ずっと机に座ってデスクワークをしていて食事も仕事しながら摂っていたみたいな話を書いたらメルマガで質問があった。デスクワークをしていると、ついつい動画サイトやらをみてしまうんだと。

動画だあ?そんなもん見てる暇ない。仕事で映画評をやるので映画の試写会にいくか、twitterで激しくソーシャルフィルタリングされた動画とかしかみない。それもダダ漏れ系とかはちょっとだけチェックして仕事に逆戻りだ。ゲームなんかしてる暇無い。仕事でレビューが必要だからとりあえず買ってちょっとだけしかやらない。

雑誌や漫画は基本的には移動中、電波が通じないところでしか見ない。書籍は書評やレビューが必要なときにしか読まない。それも移動中が中心だ。

起業して3年くらいは、友達と飲みに行くこともほとんど無かったし、異業種交流会とか講演会の類も一度も行ったことがない。そんなの行くくらいだったら講演者の書籍を自分のペースで速読したほうがいい。メルマガを発行してたらそれを読めばよい。行く時間も勿体無い。

今は違うが、当時は食事の時間も勿体無いので1Fにあるファミリーマートから弁当やら揚げたての惣菜やらを買ってきて食べてた。それすら時間がもったいなくて社員に買いにいかせたこともある。宅配の弁当屋もよく利用していた。

土日も勿論ない。旅行も年に1度行くか行かないか。盆も正月も無い。ずっと仕事であった。デートもしないので、プロセスが省略できるという理由で一時期風俗にはまっていたこともある。風呂に入る時間や髪を切りに行く時間など完全に勿体無いと思って、ほとんど行っていなかった。

果ては家に帰る時間すら勿体無くなって、ずっと会社のベッドで寝ていたこともある。一時期は会社の仮眠室にシャワーまでつけていた。

それくらいやったらほぼ確実に成功すると思うんだよなあ。。。

あ、ここで大事な事はこれを苦しいと思う人は向いていないかもしれないってことだ。私は正直他の何よりも仕事に集中している時間が好きだったし、新しい技術を開発したりするのが面白かったのだ。 

世間一般の堀江さんに対するイメージがガラッと変わる内容。こういう言い方がふさわしいのか分かりませんが、彼は情熱の人なんですね。それだけの情熱、言い換えると仕事に圧倒的な時間を割いたことが、堀江さんが成功した秘訣なんでしょう。

格闘ゲームに情熱を注いだ日々

ゲーム漬けの日々
さて、それでは私がそこまで情熱を注ぐことができることは、いったい何?
あらためて考えてみる。

最初に思い当たったのは「ゲーム」でした。
当ブログでも幾度となく書いているが、私が生まれた年は任天堂のファミリーコンピュータが発売された年。青春時代をゲームとともに過ごしてきたものとして、情熱を注げるもののひとつ…

でした。

中学生・高校生の頃がまさにピークで、いわゆる格闘ゲームにドハマリしていました。学校抜けてゲームセンターに行って、対戦格闘に明け暮れる・・・。田舎ではありましたが、その界隈ではそこそこ名の知れた格闘ゲーマーだったんですよね。あの頃は本気でゲームでメシを食っていきたいとさえ思っていましたし、実際そうなれるんじゃないかと考えていました。

ちなみにこのイケダさんの本でも引用されている『勝ち続ける意思力』を書いた梅原大吾という方は、まさに格闘ゲーマーとしてメシを食っている方で、私の憧れの人です。

しかし、大学生の時にスランプを経験したあと、あれほど燃え上がっていた情熱が一瞬にして吹き消えてしまいました。

あんなにも情熱を注いできた格闘ゲームなのに、なぜ?

それは、努力するフィールドが違ったことに気付いてしまったからでした。

自分でも、薄々気付いてはいたんですよね。自分はこれ以上強くなれないことに。何でも努力で超えられるなんて思わない。明らかにこれ以上は無理な「何か」に気付いてしまったんです。それは「才能」なのかもしれない。「財力」なのかもしれない。なんにせよ、これ以上は無理なところまで来てしまったことに気付いてしまった。

書くことが楽しい!

書くのが楽しい!
しばらくの間、情熱を注げるものを見つけられずのんべんだらりと過ごしてきたのですが、ブログを書き始めてようやく見つけることができました。

それが、「書くこと」。

何か文章を綴っている間は時間を忘れ、いくらでも文章を紡ぎだすことができる。自分で物語を生み出すことは苦手だけど、何かについての自分の意見を書くことは苦にならない。「書く」という大きなフィールドのなかでも、「努力」が見合わない分野があることにも気付き、少しずつスライドしながらも没頭できる部分を確立できるようになってきました。

自分の好きなことに圧倒的な時間を割くこと、そして、そのフィールドを間違えないこと。これができれば、本当に楽しく働いていけるんじゃないでしょうか。楽な道ではないですが、極端な話、明日死ぬかもしれないのにつまらない会社でやりがいのない仕事なんてしたくないですし。

最後に

この本は、イケダさんのブログをつぶさに読んでいればそこまで目新しい内容はないかもしれませんが、マッチョな生き方は覚悟の上で楽しく働きたい強い情熱がある方にとっては、背中を押してくれる本となるかもしれません。

そんなあなたにオススメします!

※前述した梅原大吾さんの、伝説となった試合動画を載せておきます。格闘ゲームを知らない人でも、この動画の凄みはわかるのではないでしょうか?


背水の逆転劇 – YouTube


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