back number『高嶺の花子さん』 恋愛ヘタレ系男子の心をエグる歌詞と、美しいメロディーに僕は恋をする。

高嶺の花2

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恋愛ヘタレ系男子必聴

back number(通称バクナン)というロックバンドは、以前から名前だけは知っていました。彼らの歌うラブソングは高校生に人気があって、歌詞を載せたコラージュ画像なんかが検索でよく引っかかりますね。ほら、よくあるじゃないですか、胸キュンソング(死語)の歌詞がそれっぽいイラストや写真と合わさっているこんなやつ。↓

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非リア系男子筆頭の私にこんな甘酸っぱい思い出は皆無ゆえ、食わず嫌いではありますが、正直全く興味がわかないアーティストでした。

しかしある時、back numberが歌う『高嶺の花子さん』という楽曲を耳にして、「ああ、この主人公は俺だ…。」と理解し、瞬時にのめり込みました。カンタンにストーリーを追うとこんな感じです。↓

友だちの友だちに一瞬で恋をしちゃった主人公は、なんとか彼女の気を引きたいんだけどヘタレだから行動は起こせず、偶然とか魔法みたいな超人的な力が働いて彼女が僕のものにならないかなぁ…と妄想している。終いには勝手に彼女の仮想彼氏を産み出し、その彼氏に自分は敵わないとしょげかえる。海に行こうと誘う勇気も車もないけど、隣で目覚めた彼女が「おはよう」って笑うのを想像してニヤニヤ。

そう、決してリア充の甘い恋物語ばかり歌っているわけじゃないんですよね、back numberは。
まずは楽曲を聴いてみてください。

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俺たちのスーパーヒーロー・清水依与吏

ギター&ボーカルの清水依与吏(しみず・いより)さんが作詞作曲も行なっており、その世界観は清水さんの個人的体験に紐付いているものが多いそうです。

そもそもback numberというバンドを組んだのも、当時付き合っていた彼女をバンドマンに取られたのがきっかけ。ギターを手にしたのもこのときだそう。バンドをやる前にお笑いの勉強をしていたのも、当時付き合っていた彼女がお笑い好きだったことが影響していることを踏まえると、清水さんのある意味わかりやすい性格が理解できるのではないかと。バンド名の由来も実はこのあたりが関係していて、彼女に振られた自分は「型遅れ(back number)」だからだそうです。

どうでもいいですが「back numberがをNew SingleをRelease」ってややこしくないですか。そうでもないですか、そうですか。

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ロックバンドのボーカルでありながら、カッコつけることもなくヘタレな自分を歌う清水さんに、世のヘタレ系男子は救われるんじゃないでしょうか。かと思えば純粋なラブソングもあり、世のリア充層にまで清水さんの歌は届いてしまいました。なかなかいないですよね、こんなロックバンドは。

ちなみに素直に自分を出す清水さんは、メディアでもポンポン爆弾発言を繰り出しています。

アーティストのmiwaちゃんとは先祖から繋がっていると公言していたり、剛力彩芽と付き合いたいと思っていること言ったり。特にmiwaちゃんは相当好きみたいですね。私も似たようなことを考えていたことはあるので何も言えません。

『高嶺の花子さん』の歌詞は、非リア系ラブソングの代名詞に

最後にいくつか印象的なフレーズを紹介しておきましょう。あんまり歌詞を乗せるとジャス◯ックに目をつけられそうなので程々に…。

君から見た僕はきっと ただの友達の友達
たかが知人Bに向けられた 笑顔があれならもう恐ろしい人だ

君を惚れさせる黒魔術は知らないし 海に誘う勇気も車もない
でも見たい となりで目覚めておはようと笑う君を

もうこのフレーズだけで、世の非リア系男子の共感を呼ぶこと間違いなし。
得てして女性はそんな気はないらしいけれど、男はアホなのでこんなことであっという間に恋をしてしまう。

そして「君を惚れさせる黒魔術は知らないし」の部分が、彼女を手に入れるために浮かんだ最初の発想である時点で、うんうんと首肯かざるをえない。そうそう、まずは偶然とか魔法とかで何とかならないか考えるんですよ。その割にやりたいことは具体的に思い浮かべたりする(エロい意味じゃなくて)。この塩梅が見事ですね。清水さんが「創っている」わけじゃないことがよくわかります。

続いてサビがこちら↓

会いたいんだ 今すぐその角から 飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕の元へ
生まれた星のもとが 違くたって 偶然と夏の魔法とやらの力で
僕のものに なるわけないか

相変わらず偶然や魔法に頼ろうとしているところに共感。でも、どこかで分かってもいるんです、そんなことあるはずないのが。それがサビ最後の一行に込められていますね。ひょっとするとこれは、以前お笑いを勉強していた清水さんがノリツッコミ感覚で入れたのかもしれませんね。

続いてBメロのサビ前がこちら↓

君の恋人になる人は
モデルみたいな人なんだろう

そいつはきっと君よりも年上で
焼けた肌が良く似合う 洋楽好きな人だ

キスをするときも君は背伸びしている
頭を撫でられ君が笑います 

だめだ何一つ勝ってない

いや待てよそいつ誰だ

これ、とてもよくわかります。
要は好きな女の子にはきっともう素敵な彼氏がいて、俺なんかじゃとても太刀打ちできなんだろうな…という話なんですが、妄想が悪い方向に膨らむ一方でどんどん自信をなくしていくんですよね。でも、もちろんこれはただの妄想。仮想敵をつくって勝手にしょげ返っているだけです。

好きになった相手がハイレベルな子であればあるほど、こういった妄想は膨らむもの。よく調べてみたらそもそも彼氏なんていなかったなんてオチはよくありますし、非モテの妄想力には頭が下がるばかりです(悪い意味で)。

自分ツッコミの最終行「いや待てよそいつ誰だ」がいい味を出しています。ふと我に返るこういう瞬間もありますからね。これは清水さんにリアルな体験がないと絶対に書けない歌詞でしょう。半端ないリアリティ。

あなたの心にも『高嶺の花子さん』がいるはず

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もう私はback numberの世界観に取り込まれてしまいました。

自分の状況をちょっと茶化したような曲名(高嶺の花子さん)や歌詞ばかりに注目が集まりがちですが、清水さんのメロディセンスは抜群です。ギター・ベース・ドラムという最小ユニットで構成されたロックバンドとは思えないくらい深みのある美しいメロディで、これだけでも涙腺を刺激してくるので困ります。

彼らがヒットするきっかけとなったラブソング『花束』や、CMで話題となった『繋いだ手から』もすばらしい名曲。もし『高嶺の花子さん』に興味あれば、ぜひこの2曲も聴いてみてくださいね。

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